技術ビザ

技術ビザ

技術ビザとは、「本邦の公私の機関との契約に基づいて行う理学、工学その他の自然科学の分野に属する技術又は知識を要する業務に従事する活動(「教授」,「投資・経営」,「医療」,「研究」,「教育」,「企業内転勤」及び「興行」に係る活動を除く。)」のためのビザです。一般的には、理系の4年生大学を卒業した人が日本で就労する場合に取得が必用な在留資格です。主にIT関連の技術者、コンピュータープログラマー、土木設計者等が該当します。

技術ビザ取得の要件

技術ビザの取得には、申請人が次のいずれにも該当していることが必用となります。ただし、申請人が情報処理に関する技術又は知識を要する業務に従事しようとする場合で、法務大臣が告示をもって定める情報処理技術に関する試験に合格し又は法務大臣が告示をもって定める情報処理技術に関する資格を有しているときは、1に該当することを要しないとされます。

1. 従事しようとする業務について、これに必要な技術若しくは知識に係る科目を専攻して大学を卒業し若しくはこれと同等以上の教育を受け又は十年以上の実務経験(大学、高等専門学校、高等学校、中等教育学校の後期課程又は専修学校の専門課程において当該技術又は知識に係る科目を専攻した期間を含む。)により、当該技術若しくは知識を修得していること。

2. 日本人が従事する場合に受ける報酬と同等額以上の報酬を受けること。

技術ビザ取得のポイント

申請人の大学での専攻科目や実務経験が従事する業務と合っているかが重要となります。また語学力や大学での成績などが関係する場合もあります。雇用する企業側は経営の安定性や継続性が審査されます。

ビザ申請に必用な書類

【申請人本人が準備する書類】
・パスポートのコピー
・写真(縦4cm×横3cm)
・履歴書
・学歴及び職歴その他経歴を証する資料

【受け入れ企業などが準備する書類】
・在留資格認定証明書交付申請書
・会社の概要を明らかにする資料
・直近の年度の決算文書の写し
・雇用契約書
・返信用封筒(430円分の切手を貼付したもの)

上記は必要最低限の書類であり、追加書類の提出を求められたりする場合もあります。